踊らない本格的ロックバンドアイドルとして大人気だった、ジャニーズ事務所の大人気グループ「男闘呼組」。
1988年にデビュー以降、「DAY BREAK」や「TIME ZONE」が大ヒットしましたが、人気絶頂の1993年に突然解散してしまった伝説のグループです。
当時、ちょいワルのイメージがあった男闘呼組ですが、数々の不祥事の疑惑も語り継がれています。
当時のアイドルで、さらに人気の男闘呼組ともなれば、一体どんな不祥事が合ったか気になりますよね。
今回は、男闘呼組の不祥事や伝説を全てご紹介します。
- 男闘呼組の不祥事3選
- 男闘呼組の不祥事の真実
男闘呼組の不祥事まとめ!夜ヒット事件や楽器弾いてない疑惑など
男闘呼組の不祥事疑惑は全部で3つあります。
- 夜ヒット事件
- 楽器弾いてない疑惑
- 薬物疑惑
それぞれご紹介します。
不祥事①夜ヒット事件
1988年9月17日、男闘呼組のメンバー成田昭次さんは愛知県で車を運転中に接触事故を起こしてしまいます。
被害者は32歳女性で、全治3週間の怪我でした。
成田昭次さんは、事故を起こした次の日に、歌番組「夜のヒットスタジオ」で男闘呼組のメンバーとして出演。
男闘呼組が歌う前に、番組の演出として接触事故の被害女性から電話で「大丈夫です。お仕事頑張ってください」と成田昭次さんにメッセージが届けられました。
成田昭次さんは女性に謝罪し、泣きながら「夜のヒットスタジオ」で歌を披露したという伝説のエピソードでした。
現在だったら絶対にありえない番組の演出ですよね・・・。
不祥事②楽器弾いてない疑惑
男闘呼組のメンバーは、ロックバンドを売りにしていました。
歌番組でも楽器を持って演奏している姿が印象的でした。
しかし、当時男闘呼組のメンバーはまだ10代の男の子たちです。
スタジオミュージシャンのような楽器演奏ができるのかどうか、疑問に持った人が多かったのも事実です。
男闘呼組って本当に演奏してたのかな?
男闘呼組が楽器を実際に演奏していたかどうかは、メンバーである前田耕陽さんが2016年3月24日放送されたテレビ「ヨソで言わんとい亭~ココだけの話が聞ける(秘)料亭~」で
下手ながらも実際に演奏していた
と語っています。
デビュー当時、男闘呼組のメンバーは学校が終わると毎日スタジオに通い、「夜の10時から朝の5時まで練習していた」とのことです。
なんと、スタジオの外から鍵をかけられていたんだとか!
楽器は基本的に独学で習得していったそうです。
男闘呼組の演奏について、当時も「エア演奏疑惑」が持ち上がっていて、前田耕陽さんも良く「本当に楽器を弾いているのか」と聞かれていたとのこと。
時には電源が落ちて、音が出なかった時に「やっぱり演奏してないじゃん」と言われたこともあったそうです。
大磯ロングビーチのサマフェスで、僕らの出番の時に電源が落ちたんです。
一生懸命演奏しているのに音が出ないから“やっぱり、アイツら弾いてなかったよ”って言われてしまいました(笑)
引用:TVer+
電源が落ちてしまったのなら、音が出ないのは当たり前ですね・・・笑
男闘呼組は、独学で楽器のスキルを習得し、毎回きちんと生演奏していました。
不祥事③薬物疑惑
男闘呼組を語る上で出てくる不祥事は、「薬物疑惑」です。
まず、男闘呼組が活動休止になった原因の一つが、メンバーの高橋和也さんの「薬物疑惑」でした。
高橋和也さんはマネージャーからいきなり呼び出され、薬物疑惑と素行不良、協調性がないことをメリー喜多川副社長が激怒したことにより、突然解雇されてしまったんです。
当時の写真週刊誌「FOCUS」によると、薬物使用疑惑があったことと素行不良、協調性がないことが問題視され、メリー喜多川副社長が激怒したといわれている。
引用:エキサイトニュース
しかし、高橋和也さんは薬物疑惑を完全否定。
そして、その後も高橋和也さんは薬物で逮捕されることはなく、現在に至っています。
そのため、高橋和也さんの薬物疑惑は白だったということが分かりますね。
一方、実際に〇麻所持で現行犯逮捕されているメンバーが、成田昭次さんです。
成田昭次さんは、男闘呼組が活動休止になってからライブハウスなどで活動をしていましたが、2009年9月27日に乾燥大〇を所持していたとして現行犯逮捕されました。
その後、成田昭次さんは10年近く消息を絶っていましたが、2019年頃からメディアに度々出演するようになり、現在では音楽活動を再開しています。
男闘呼組は不祥事がなかった?
男闘呼組と検索すると「不祥事」というキーワードが出てきますが、調べてみると男闘呼組がやらかした不祥事は見つかりませんでした。
あくまで、不祥事の疑惑のレベルでした。
男闘呼組の解散のきっかけと言われている高橋和也さんの薬物疑惑ですが、男闘呼組が解散後から現在まで、高橋和也さんが薬物の疑いで逮捕されていません。
男闘呼組は
- ちょいワルのイメージ
- 人気絶頂の時に突然解散
したため、世間的に「何か不祥事をやらかしたのではないのか」という思惑が、独り歩きしてしまったようですね。
実際は、学校が終わってからスタジオに入り朝まで楽器を練習したり、事故を起こしてしまった翌日に反省しながら演奏して泣いてしまったという、かなり真面目で純粋なアイドルグループだったことが分かります。
まとめ
男闘呼組の不祥事疑惑についてご紹介しました。
男闘呼組は確かに「ちょいワル」のイメージで売り出していましたが、音楽に対しては真摯に向き合っていてその音楽性も高く評価されています。
2022年には、1年限りの復活再結成を果たした男闘呼組。
今回の復活で男闘呼組が不祥事を起こさなければいいのですが・・・。
大人の深みが増した男闘呼組から目が離せませんね!